El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

中国の歴史

曾国藩

「男児志を立てて郷関を出づ」の人生模様 曾国藩 「英雄」と中国史 (岩波新書 新赤版 1936) 作者:岡本 隆司 岩波書店 Amazon 「曾国藩」とは何なのか、答えられる人は相当な歴史好き、それも中国史好きなんだろうな。曾国藩は中国の清朝末期の政治家(1811-1…

中国史とつなげて学ぶ 日本全史 Audible

世界史⊃中国史⊃日本史 と集合関係で学ぶ 中国史とつなげて学ぶ 日本全史 作者:岡本 隆司 Audible Amazon <Audibleで聴きました>著者は中国近代史の専門家ということで清朝末期から現在の間の歴史に重点が置かれている印象。日本 VS 中国というふうに2国間…

世界史とつなげて学ぶ 中国全史

歴史的多元性 vs. 国民国家 世界史とつなげて学ぶ 中国全史 作者:岡本 隆司 Audible Amazon 岩波新書「曽国藩」の文章の明晰さ、歯切れの良さに感心して著者・岡本 隆司氏の他の著作を調べてみるとAudibleに作品があった。さっそく聴き始めた。面白い。しか…

中国の歴史9 海と帝国 明清時代

<読書中> 中国の歴史9 海と帝国 明清時代 (講談社学術文庫) 作者:上田 信 講談社 Amazon

中国の歴史10 ラストエンペラーと近代中国:清末~中華民国

清末 中華民国 中国の歴史10 ラストエンペラーと近代中国 清末 中華民国 (講談社学術文庫) 作者:菊池 秀明 講談社 Amazon 前半は、清 vs 太平天国や義和団の乱。特徴はある程度成功するとすぐに内部分裂を引き起こすこと。その後は清朝内部の改革派(洋務派…

中国の歴史11 巨龍の胎動 毛沢東VS鄧小平

中華人民共和国という専制帝国 中国の歴史11 巨龍の胎動 毛沢東vs.鄧小平 (講談社学術文庫) 作者:天児 慧 講談社 Amazon 現在に近いものを語ることの難しさは確かにある。本書は、2004年に単行本として刊行されたものを2021年に文庫化するに際して新たに1章…

講談社 「中国の歴史」全12巻 企画スタート

中国史もよめるうちに・・ 中国史として定番になった感のある講談社版「中国の歴史」全12巻。Kindle版が50%ポイント還元のときに第3巻~第11巻を買っておいた。「窯変源氏物語」ばかりでは頭が平安時代になってしまうのでバランスをとるためにカウンターパ…