2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
どんなOFFタイムが理想だろう 英国のOFF: 上手な人生の休み方 (とんぼの本) 作者:入江 敦彦 新潮社 Amazon なにげに好きな新潮社「とんぼの本」シリーズ。寝る前にボンヤリ写真付きの文章を読むと心が和む。カタログを眺めて時々何冊か買っている。今回読ん…
クセになる・・・中山七里 嗤う淑女 作者:中山 七里 Audible Amazon 御子柴礼司シリーズで「満腹」といったものの、ほかにこれといって聴きたいものがないとき、なぜか選んでしまう中山七里。しかし、著者は下世話なことまでよく知ってるな、と思う。ある意…
河合優実の時代はもう、はじまっていたんだ。 キネマ旬報 2024年9月号 No.1948 キネマ旬報社 Amazon 「ふてほど」「あんのこと」「ナミビアの砂漠」「かぞかぞ・・」いろんなキャラを演じて、そのどれもが演技とは思えない!かわいい、と思えばブス顔も似合…
面白い!<読書中> 謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書) 作者:榎村寛之 中央公論新社 Amazon 鳴くよウグイス平安京(794)から西暦1000年あたりまで。皇族政治の時代から摂関政治の時代。それにしても、NHK大河「光る君へ…
弁護士御子柴礼司シリーズ第6弾 最終章 殺戮の狂詩曲 作者:中山 七里 Audible Amazon もう、充分満腹になりました・・・中山七里劇場。読了です。こういう小説を大量に書きまくって、大衆受けして財産を作る、そんな人生もいいなあ、とは思うけど、ある程度…
25年後の自分を想う 老いの深み (中公新書) 作者:黒井千次 中央公論新社 Amazon 「老いの・・・」シリーズで自身の老いを読売新聞夕刊月イチ連載としてエッセイに書き続けている黒井千次氏の最新刊。2019年~2023年に書かれたもので、氏は1932年5月生まれなの…
三連休で「グールド魚類画帖」に耽る グールド魚類画帖 作者:リチャード・フラナガン 白水社 Amazon 最近、新装版が値上げされて出たけれど、旧装版で。三連休で読了する予定。 「グールド魚類画帖」のモチーフである魚類画集は実在しており電子化されて最初…
2018年に過去のさまざまな読書記録をブログの形で整理し、その後は読んだ本はほぼすべてレビューを書いてきました。2024年9月15日に「1万アクセス」を達成しました。100カ月弱なので月間約100アクセス、ありがとうございます!記事数は1238本。レビュー以外…
弁護士御子柴礼司シリーズ 第5弾 復讐の協奏曲: (講談社文庫) 作者:中山 七里 Audible Amazon 第5弾ともなると、さすがにマンネリ化してきた。どんでん返しも、かなり先読みできるようになる。中途半端に登場してきただけで、伏線かも、と考えてしまい・・そ…
若大将シリーズで育ったんだよ 俺は100歳まで生きると決めた (新潮新書 1038) 作者:加山 雄三 新潮社 Amazon 小学生の頃、夏休み・冬休み・春休み、それぞれ一度は映画館にいって「若大将シリーズ」を観ていた。そのくらいヒットした。だから、その後、加山…
弁護士御子柴礼司シリーズ第4弾 恩讐の鎮魂曲: (講談社文庫) 作者:中山 七里 Audible Amazon やや、マンネリ化してきたか・・・。どんでん返しの帝王、中山七里ということで、すでに聴いている途中からどんでん返しを予測しているので、ちょっと期待外れだっ…
本 VS Wikipedia 死の貝―日本住血吸虫症との闘い―(新潮文庫) 作者:小林照幸 新潮社 Amazon Wikipedia3大文学をご存じか?Wikipediaのノンフィクション事件記事で、読み始めると思わず引き込まれてしまう秀逸なものベスト3として ①八甲田雪中行軍遭難事件 …
全日本人が読んでおくべき! 〈世界史〉の哲学3 東洋篇 (講談社文芸文庫 お-Z 4) 作者:大澤 真幸 講談社 Amazon 「<世界史>の哲学」って何?、という問いに備えて解説。なぜ2024年の世界はこうなっているのか、もっと具体的には、なぜ世界は近代以降、西ヨ…
中山七里「弁護士御子柴礼司シリーズ」第4弾! 悪徳の輪舞曲: (講談社文庫) 作者:中山 七里 Audible Amazon <Audibleで聴いています>