El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2008-01-01から1年間の記事一覧

「人間嫌い」のルール

孤独好きなら問題無し 「人間嫌い」のルール (PHP新書) 作者:中島義道 発売日: 2011/06/24 メディア: Kindle版 中島義道の「「人間嫌い」のルール」(PHP新書)を読んでいる。共感できるところ多く、自分は「人間嫌い」であったのか・・・と思う。彼(中島)…

江戸人とユートピア

ユートピアは自分の中に 江戸人とユートピア (岩波現代文庫) 作者:日野 龍夫 発売日: 2004/05/18 メディア: 文庫 岩波現代文庫「江戸人とユートピア」(日野龍夫)を読んでいる。見返しの解説文を引用しておく「近世中期以降、社会の閉塞状況からの脱出を模…

私のニッポン日記

私のニッポン日記 (講談社現代新書 (653)) 作者:E・G・サイデンステッカー メディア: 新書 図書館本、サイデンステッカー「私のニッポン日記」(講談社現代新書)を電車で読了。アメリカ人が日本文化にはまっていく過程がおもしろい。荷風のからみで読んだの…

週末陶芸家になろう

週末陶芸家になろう! 作者:林 寧彦 メディア: 単行本 昨日買った「週末陶芸家になろう」を読み、読了。書・画・詩・(作陶)・・文人のたしなむべき三絶(四絶)と言うが、荷風を追ってもそういったところへ到着してしまうという気はする。そういうこともあ…