2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ハリー・ボッシュ シリーズ (16) 2012年 ボッシュ62歳の設定 ブラックボックス(上) (講談社文庫) 作者:マイクル・コナリー 講談社 Amazon ボッシュ62歳は再雇用でLAPDの未解決事件特捜班の刑事。1992年のロサンジェルス暴動から20年目ということで、当…
あくまでも花粉症の文化人類学(医学的ではまったくありません) 花粉症と人類 (岩波新書 新赤版 1869) 作者:小塩 海平 岩波書店 Amazon この本によれば、日本で花粉症がポピュラーになったのは1980年代とかなり新しい(今となってはそうでもないか!?)。1…
「うんちの行方」(新潮新書)のほうがおもしろい ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ──人糞地理学ことはじめ (ちくま新書) 作者:湯澤規子 筑摩書房 Amazon 同時期に同じテーマの新書「うんちの行方」が出て、ちょっと気の毒だけど「うんちの行方」のほ…
これが「魔性の女」ということ? BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相 (集英社学芸単行本) 作者:ジョン・キャリールー 集英社 Amazon セラノス事件・・・とにかく上昇志向の強い女性起業家が「指先採血で採取した数滴の血液から8…
ハリー・ボッシュ シリーズ(15) ボッシュ61歳(2011年) 転落の街(上) (講談社文庫) 作者:マイクル・コナリー 講談社 Amazon ボッシュも61歳、だんだん私の年齢に近づいてきて、同じような悩み。再雇用やその延長・・自分でも捜査のキレがなくなってき…
Dr. Houseのようでありたいような、いやそれはダメなような・・・ House - Complete Season 1 -8 [Blu-ray] Hugh Laurie Amazon 2021年2月9日から見始めたDr. House 全8シーズン、177エピソードを10月17日にすべて視聴した。各シーズン20エピソードくらいな…
コロナ禍の中、重病になった著者の怒りで ちょっと冷静ではない? アメリカの病:パンデミックが暴く自由と連帯の危機 作者:ティモシー・スナイダー,Timothy Snyder 慶應義塾大学出版会 Amazon これまでTimothy Snyderの本をいくつか読んできた。東ヨーロッパ…
文庫本サイズにまとめられた暴政からのがれる道。 暴政:20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン 作者:ティモシー・スナイダー,Timothy Snyder 慶應義塾大学出版会 Amazon しっかりとした自分を持て、ネットに頼りすぎて騙されるな、めんどうくさいが民主的手続きを…
還暦過ぎの元外科医ホンタナが、医学知識のアップデートに役立つ一般向け書籍をセレクトし、テーマごとに同世代の医師に紹介するブックレビューのセカンドシーズン「続私の本棚・還暦すぎたら一般書で最新医学」です。 第7回のテーマは「寿命」です。(ちな…
ハリー・ボッシュ シリーズ (14) ボッシュ59歳 ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫) 作者:マイクル・コナリー 講談社 Amazon LAの中国系住民と蛇頭(?)なのか三合会という裏組織。中国系同士の犯罪といってもLAで起こればLAPDが捜査しなくてはならな…
脱・ニューロン中心主義 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき (ブルーバックス) 作者:毛内拡 講談社 Amazon 脳の働きは、ニューロンが担っている――この「ニューロン中心主義」の常識が覆されようとしている、というテーマの本。 確か…
生物はなぜ死ぬのか 生物はなぜ死ぬのか (講談社現代新書) 作者:小林武彦 講談社 Amazon 気楽に読める一般向けの本で、アンダーライティングに役立つ最新知識をゲットしよう。そんなコンセプトでブックガイドしています、査定歴24年の自称査定職人ドクター・…
私を読書に駆り立てる・・・ 霧中の読書 作者:荒川 洋治 みすず書房 Amazon 詩人、荒川洋治さんがみすず書房から出している読書エッセイを最初に読んだのは「忘れられる過去」で2004年2月読了と書き込んでいる。以来「夜のある町で」「世に出ないことば」「…
ボッシュの弟がリンカーン弁護士 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上) (講談社文庫) 作者:マイクル・コナリー 講談社 Amazon ボッシュ・シリーズのマイクル・コナリーのもう一つのシリーズ「リンカーン弁護士」の2作目(1作目は映画は見たが未読)にボッシ…
Audibleで聴きました。 一九八四年〔新訳版〕 作者:ジョージ オーウェル,高橋 和久 発売日: 2019/04/19 メディア: Audible版 5月にAmaozn Audibleでダウンロードしていたもの。夏が過ぎてウォーキングしやすい季節になったので9月から今日まで歩きながら聴き…
ハリー・ボッシュ シリーズ(13) 死角 オーバールック (講談社文庫) 作者:マイクル・コナリー 講談社 Amazon ハリー・ボッシュ シリーズ、13作目はアップテンポ。訳者解説にもあるようにNYタイムズ・マガジンに1回3000語という制約で16回の連載で完結した…