El librero la Fontana

El librero la Fontana・ホンタナ(いずみ)氏の本棚「人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ 」(アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2011-01-01から1年間の記事一覧

大東京ぐるぐる自転車

歳をとったら危なすぎる、ね!谷垣さん 大東京ぐるぐる自転車 (ちくま文庫) 作者:礼, 伊藤 発売日: 2014/10/08 メディア: 文庫 「大東京ぐるぐる自転車」を読む。少し自転車心が復活する。またお腹が出てきたこと素直に認識しこの正月休みは減量につとめるこ…

脳内ニーチェ

結局はニーチェを読まずに済ますわけ? 脳内ニーチェ 作者:適菜 収 発売日: 2011/12/07 メディア: 単行本 「脳内ニーチェ」読了。まあ、「いたこニーチェ」と同じ構造で言ってることも同じなのだが繰り返して読んでいることで次第に脳に染み込んでくる感じは…

ドーダの近代史

ドーダの近代史 作者:鹿島 茂 発売日: 2007/06/07 メディア: 単行本 医学雑誌の西郷隆盛の話題からドーダの近代史と繋がり、深川図書館最初の借本となった。千夜千冊にも詳しく書かれていたのですでに読む前から内容がわかっていた、にもかかわらず面白く読…

この人から受け継ぐもの

この人から受け継ぐもの (岩波現代文庫) 作者:ひさし, 井上 発売日: 2019/04/17 メディア: 文庫 図書館で借りてきた井上ひさし「この人から受け継ぐもの」を読む。井上ひさしさんは昨年末に肺ガンでなくなったので小説では「一週間」、エッセイ集ではこの本…

草の花

これは少しも覚えていない 要再読 草の花―俳風三麗花 作者:三田 完 発売日: 2011/05/23 メディア: 単行本 三田完の「俳風三麗花」の続編「草の花」を読む。句会と歴史をからめて深くはないがなんとなく気分のよい小説。読了。

打ちのめされるようなすごい本

才媛もがんの前では子羊 打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫) 作者:米原 万里 発売日: 2009/05/08 メディア: 文庫 書評もいいのだが、読書日記は死の直前まで、書かれておりガン死の直前に様々な怪しい治療に巻き込まれずにいられなくなっていく様子は…

遠い崖

遠い崖 本当に遠くて現在第3巻で挫折中です 旅立ち 遠い崖1 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 (は29-1)) 作者:萩原 延壽 発売日: 2007/10/10 メディア: 文庫 「遠い崖」(1)を読了。全14巻という大部なものだが非常に読み応えある。幕末に日本に滞在…

瞬間を生きる哲学

わかるが、わかって当たり前 瞬間を生きる哲学 <今ここ>に佇む技法 (筑摩選書) 作者:古東 哲明 発売日: 2011/03/16 メディア: 単行本 古東哲明「瞬間を生きる哲学 <今ここに佇む技法>」(筑摩選書)を読了。膝をうった・・・と感想を書きたいところだが…

ヴァレリー――知性と感性の相剋

ヴァレリー、あんたもか!? ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書) 作者:清水 徹 発売日: 2010/03/20 メディア: 新書 ムッシュー・テストなどで読んでいて膝を打つこともあれば???となってしまうこともあり、ヴァレリーについての解説本を読めばいく…

老いへの不安 歳を取りそこねる人たち

年寄りブックガイド 老いへの不安 歳を取りそこねる人たち 作者:春日 武彦 発売日: 2011/04/07 メディア: 単行本 老いをテーマにした精神科医としての雑文と、著者好みの老いを描いた小説やエッセイの紹介がいい塩梅で混じっていて、ちょっとした年寄りブッ…

チボの狂宴

具体性のパワーがある。 チボの狂宴 作者:マリオ・バルガス=リョサ 発売日: 2010/12/25 メディア: ハードカバー ノーベル文学賞受賞ということで読んでみた。多くの場面を輻輳させながらひとつのタペストリーを作り上げていくリョサの手法(らしいです)は…

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

「戦争」に嵌った、嵌められた・・・が正しい。 それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫) 作者:陽子, 加藤 発売日: 2016/06/26 メディア: 文庫 満州事変あたりまでは勝っている戦争が多いこともあり、不平等条約からの脱出むけて刻苦勉励戦争する日本…

苦役列車

若手の私小説作家登場 苦役列車 作者:西村賢太 発売日: 2012/07/01 メディア: Kindle版 図書館の「月刊文藝春秋」で芥川賞受賞の「苦役列車」を全文読む。週間ブックレビューでのインタビューの影響もあり興味を感じて読んでみた。 言いたいことはわからんで…

知的余生の方法

ま、自分でエンドポイントを仮定して生きると 知的余生の方法 (新潮新書) 作者:渡部 昇一 発売日: 2010/11/01 メディア: 新書 「知的余生の方法」を図書館で借りてドナウに持ち込みぱらぱらと読了。いかにも渡部昇一らしい内容。いまさらという気もするが老…

私のマルクス

読み込み不足 私のマルクス (文春文庫) 作者:佐藤 優 発売日: 2010/11/10 メディア: 文庫 うーん?僕より年下でこの政治感覚は、燃えてる?というのか、鈍いというのか、不思議だ。あの暑い心をもったまま成人したんですね。わからなくはないけど、人生はも…