読んでしばらくは「良き人間」でありたいと思える
工学部ヒラノ教授のオススメ漫画ということでベスト盤としてまとめられた4冊を読んでみた。謹厳実直居士なれど、ここぞという時には的確な反応ができるというやや矛盾した人物像の経済学部柳沢教授。とはいえ、教授としてのドロドロ部分はほとんどなく傍観者(ヴォワイヤント)風でもあり、ヒラノ教授シリーズでドロドロに慣れてしまった身とすれば、ある種の無垢の爽やかさ。なのに妙に事情通なところもあり。
現実世界では、謹厳実直清廉潔白な人物はつまらないし、事情通は口うるさい。作者山下和美さんの父親がモデルらしいが、一種のあこがれの父親像か。
読んでいる間は、口数少なくポイントだけはピシッと押さえた柳沢教授の爽やかで静かな生活にあこがれないわけではありません。が、どうも専門バカ的なところも感じてしまうのは不遜でしょうか・・・それはヒラノ教授に対してもそうなんだけど・・
