ハリー・ボッシュ シリーズ(6)
直情径行すぎないか? ボッシュ
エンジェルズ・フライトとはLA観光名所の小さなケーブルカー。そこで起こった弁護士殺人を巡って、上下600ページのノン・ストップ・サスペンス。途中で読者が先回りして「あれちょっと矛盾あるんじゃない?」と思うところも見事に回収されていく。
「そこはもう少しゆっくり手間かけたほうがいいのでは?」なんて読者が思っていてもボッシュは走り出してしまう・・・ああ、その直情径行がまた次なる死を・・・と、マイクル・コナリーにペースにどんどん嵌められていく、それもまた快感。
Amazon Originalのドラマのシーズン4(下記)に相当するが今回は原作のほうがかなり面白い。まあ、複雑すぎてドラマにしずらいのかも。