これが日本の7世紀
7世紀がほぼほぼ飛鳥時代。聖徳太子ー蘇我氏の前半があって中ほどで大化の改新、天智天皇ー壬申の乱ー天武天皇、なるほど100年の間にいろいろあった。その結果として大宝律令となり、現代に続く「日本」という国名も出現する。
100年の間に分散していた地方勢力が大化の改新でひとまとめに、いわば最初の版籍奉還。男子天皇は生前退位がほとんどないので血統をつなぐために生前退位がある女帝が中継ぎに入る・・あたりの仕組みが面白い。
政権中央の総論的な話でずっとすすんで、最後にピンポイントで岐阜県関市の弥勒寺遺跡をとりあげて一地域の飛鳥時代を対置させる構成の妙もある。さて、次はいよいよ奈良の都ですか。