El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2022-06-11から1日間の記事一覧

双調平家物語(10) 平治の巻(承前)平家の巻

平治の乱の一カ月を描くのに300ページ!ちょっと執着しすぎ? 双調平家物語 (10) 平治の巻(承前) 作者:橋本 治 中央公論新社 Amazon 平治の乱は平治元年(1159年)12月に始まり、その年のうちにはほぼ決着がつき、翌平治2年(1160年)1月上旬には首謀者・藤…

65歳からの京都歩き

何気なく読んで、そうか京都にも通わなくては・・・と気づく 65歳からの京都歩き 作者:永江朗 京阪神Lマガジン Amazon ライター永江朗が京都にセカンドハウスを構え、東京ー京都、二重生活をしていることは知っていた。その永江がエッセイ風に書いた京都ガイ…