また台風が九州に近づいている。一日、論文に手を入れたりして過ごす。500ページ超の
古山高麗雄「二十三の戦争短篇小説」(文春文庫)を読了。このひとは、戦争がなかったらどういう人生になっていたのかな。戦争体験。今、本棚の一つを占めている、
大岡昇平、
古山高麗雄、
大西巨人、皆、戦争体験を小説にすることで文学者として名を成した人たち。戦争文学にすこし食傷気味なのでいったんここで、
赤帯をはさもう・・ということで10月のテーマ読書はなんと
ユーゴー「
レ・ミゼラブル」。
岩波文庫600ページ超×4冊の計2400ページ。一日100ページ読まねば10月中には終わらない。