El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2025-06-15から1日間の記事一覧

五十の作品でたどる 芹沢銈介八十八年の軌跡

10年ほど前、芹沢銈介の「極楽から来た」挿絵本を見て好きになった。その時には芹沢銈介氏は亡くなっていたが、その個人美術館が静岡市にあるということで出かけてみた。美術館は登呂遺跡公園敷地内にあって想像以上に重厚な建物で、展示も美しく楽しめる。…

ブックガイド(137)―逃げるが勝ち?ー

https://uuw.tokyo/book-guide/ 受け手のいない祈り 作者:朝比奈秋 新潮社 Amazon 気楽に読める一般向けの本で、アンダーライティングに役立つ最新知識をゲットしよう。そんなコンセプトのブックガイドです。今回のテーマは「医師の過労」。私の身近な病院で…