El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

生殖記 Audible

うーん、

これを読むと作者はきっと性的マイノリティなんだろうな、と思うのだがどうなんだろう。性的マジョリティだったとして、ここまで性的マイノリティの心情を描くことができるのか?逆に描いては失礼なのではないか?という思いが。

結局、そんな俗な読み方(聞き方)しかできない自分はどうよ、とも思うが。

朝井リョウ氏は結婚しているというが、パートナーのことは一切不明→ということは性別もわからない?

でも、そんな目で見てしまうな・・・それは自分が昭和オヤジであるということなのだろうか。しかししかし、この文章は性的マイノリティ本人でなくては書けないだろう、と思うのが普通なのではないか?うーむ、難しい。