El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

ナチュラルボーンチキン:金原ひとみ Audible

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なんだか心洗われました・・・

紹介文は↓

仕事と動画とご飯のルーティン生活を送る、45歳一人暮らしの労務課勤務・浜野文乃(はまのあやの)。

趣味も友達もなくそれで充足した人生を歩む浜野は、ある日上司の命令で、在宅勤務ばかりで出社しない編集部の平木直理(ひらきなおり)の家へ行くことになるのだったが、その散らかった部屋には、ホストクラブの高額レシートの束と、シャンパングラスに生ハム、そして仕事用のiPadが転がっていて――。金原ひとみが贈る、中年版「君たちはどう生きるか」。

「優しい気持ちになれる」「まさかさん、のように他者に接することができたら」というのが聴き終わっての率直な感想。途中の重い部分も乗り越えてほんわかハッピーエンドもうれしい。女性が聴いたら「そうそう!私もそう思ってた」ということばかりでは。

目下のところはAudible限定です。これを機会にAudibleはいかが?無料体験一カ月でも読めますね。↓

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