なぜ高評価・・・?
5分の1くらいで「ダメ」とわかるレベルでした。評価が高いということは、そのレベルにあった読者層がいるということで、世の中そんなものかとも。チーズはどこに・・みたいな。
他人の評価を参考にしてイタい目にあうこと増えてませんか?そもそも人は、自分が体験したことを過剰評価しがち(映画に行ったら「つまらなかった」とは思いたくない)ですが、そうした心理的な部分だけでは説明できないことが、Amazonを中心とした「いいね」「高評価」システムにじわじわと広がっているように感じる。
売れることそのものより、高評価を得ることを目標にしたマーケッティングがある。例えば5000円の商品だけど高評価を書き込んでくれれば2000円をAmazonのギフトカードでバックするという仕組み。
この仕組みだと、買って失敗したと思った場合ほど出費を取り戻そうと、人の迷惑かえりみず「ウソ」の高評価を書くことになる。そうして評価システムそのものの信頼性が低下していくわけだ。(この本がそんなマーケティングというわけではありませんが、売りたい物の評価を上げるという手法はAmazonさんだってできるわけで・・・)