El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門

WorkFlowy、使ってる?

WorkFlowyと言っても知らない人にとっては???かも。実は、20年以上にわたってWorkFlowyで日記を書いています。いわゆるOutline Processorというものですが、その特徴はすべてがクラウドにあること。

今、自分のWorkFlowyにブラウザからアクセスすると

こんな項目が並んでいて、「・日記」をクリックして展開していくとなんと2057年(満100歳の年)までの日記を書くスペースが確保されている。膨大な量の文章が並んでいる。ここに書かれたものがベースになってこのブログやほかの原稿を書くときのタネになっているわけだ。

大量の文章を書く作業をしていると、同じことを使いまわしたり、過去にボツにした文章を再利用したり、そんなことが往々にしてあるもの。すべてがWorkFlowyの中にあって、検索すればすぐに出てくる仕組みがあるということ。

最近になってリストの一番下「・医務照会」という作業をやり始めたこともあり、あらためてWorkFlowyのマニュアル本をKindleで読んでみた。

そして無料版から有料のWorkFlowy Proにupgradeしてしまった。年間49ドルなので8000円くらい。次第にこうしたネット上の有料サービスへの依存・支払いが増えている。まあ、いくばくかの原稿料を産み、49ドルくらいは必要経費にはできるのではあるが・・・・。