El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

人口減少社会の成長戦略

これが正論の時代もあった・・・

 2019年10月に読んだからだと思うが、この本が書かれてから十数年で世界はかなり変わった。郵政民営化が是とされていた時代の空気はこんなものだったのかと知る。デフレと低金利で分度は成り立たない、銀行は淘汰される、そんな令和になりました。時代の空気を感じる資料としては読める。