まさに日本発の「Encyclopedia of Modern Jazz」
著者の小川隆夫氏は1950年生まれの整形外科医。77年に東京医大卒業後81-83年にニューヨークに医学留学。留学中にアート・ブレーキー、ギル・エヴァンス、デクスター・ゴードンなどのミュージシャンの知己を得、帰国後は医業のかたわら、音楽プロデューサーやジャズ関連の著作多数。さらには2016年には自らのバンドも結成という異色かつ、多彩・多才な経歴。
全3巻で各巻500ページの大部で辞書のような本。3巻全体でで100の名盤を取り上げるが名盤1枚あたり15ページという情報量はすごい。じっくりと読みながら聴き進めていく予定。