El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

JAZZ SACD 101

稀有なディスク・ガイド!

Amazonのページではどんな本か想像もつかないので実物の写真↑をアップ

見開きで左に1枚のディスク(SACDのジャズ)のジャケット写真と曲目など、右に著者山口氏のレビューという形式で101枚のSACDが紹介されている。装幀も用紙も見ての通りなかなかオシャレな本。

SACDといっても??ですかね。SuperAudioCompactDiscといって、簡単に言ってしまえばアナログ・レコードに近い自然な音を聴くことができるCD。普通のCDは音の波形データをPCM方式でデジタル化、つまり音の波を細かく分割して座標として数値化している。SACDのデジタル化は全く別のDSD方式、これは音の波形の波の密度変化をデジタル化(詳しくはこれを)したもの。

サブスクの普及でCDで音楽を聴く意味が薄れているけれども、SACDではサブスクでは聞けないアナログライクな音を聴くことができるということで再び注目を集めている(かも)。

ただしSACDプレーヤーはかなり高価!で導入に尻込みしている段階。そこでこういった本を読んで気持ちをブーストしようという、そんな事情。

<結局・・・導入しました↓>