El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

文藝別冊 クリストファー・ノーラン

クリストファー・ノーランはガイドブックが必要な監督です

オッペンハイマーTENETダンケルクインターステラー とノーラン作品を観ている。時間軸の魔術師!?日本の評論家たちの文章を集めたムック本を読むと、自分の感想もまあまああたっている。一方で、バットマンを中心とした旧作は、ノーランが監督だとは意識しないでみたものが多く、見直しが必要だと感じる。

見る側の認識の変化で作品が違って見える。認識の変化をもたらす最大の要素は「年齢を重ねる」だろうか・・・