酒を飲んでも飲まなくても人生は寂しい
「人生の目的地を、楽しみ、と誤って設定し、急いでいたが、本当はそれが、死、であることを知り、死を恐れる気持ちから急ぎたくなくなくなり、また、なにもない瞬間を大事に思いたい、という心境に到った(位置No.2537)。」――人生の目的地が楽しいはずと思い、楽しくない自分とのギャップを酒・クスリ・ギャンブルなどへの依存で埋める、それが依存症だ、と。依存症に到らず、寂しい人生の一里塚として酒を楽しめる節度のある人間であれば、節度をもって楽しめばよい。しかし人は弱く、依存に落ち込みやすい。社会全体も依存者を作り出すことでビジネスしている。誘惑は多いぞ。テレビのアルコール飲料コマーシャルの多さはどうだ。出てくるタレントも少しは考えろ!と言いたい。