El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

読書と日本人

 

読書と日本人 (岩波新書)

読書と日本人 (岩波新書)

 

 パソコンや電子ブックリーダーが絶えざるバージョンアップを繰り返すのは、自動車やファッションと同じという文章に納得。企業は消費者がリーズナブルなものを長く使おうと考えてもそれを許してはくれない。常に購買意欲を煽り続けなければならないのだ。

少しだけ性能が向上し、ソフトもバージョンアップし、こちらもそれに追随していかなければ、やがては使えなくなってしまうわけだ。Evernoteなどのサービスも便利に使っていると値上げに対抗できない。こうして金をむしられる存在になっていく。

パソコンは定期的な買い替えが必要だと理解。わたしのサイクルは4年毎。オリンピックの年にオリンピック前に買い替えて移行するようにしている。次は2020年か。その他の電子ガジェットを組み合わせることを考えることもあるが、いまいち判然としない。