荒川洋治のエッセイ(書評?)本のシリーズのことを書いておきたい。
今、机上に4冊並んでいる。発行順に「夜のある町で」「忘れられる過去」「世に出ないことば」「文学の門」「黙読の山」、最初に買った「忘れられる過去」には2004年3月と最初の読了日が書いてあるので11年前のことになる。(おー、時は瞬く間に過ぎ去るのだ)有為転変の人生ではあるが新刊で買って11年どこに引っ越すにもなかなか捨てる気にはならない本なのだ。
読書もその入口になる本は次第に固定的になっていき、もはや新しいものに取り組むということもないのだろう。(その後、新刊で「過去をもつ人」を購入)