El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

読書の快楽

意識の更新とマンネリズムのいい塩梅さが必要 読書の快楽 作者:中村 真一郎 メディア: ハードカバー 心斎橋のブックオフで中村真一郎「」を500円で購入。坪内祐三の本に触発されて、こういう読書啓蒙の文章を読みたい。 移動による意識の更新、という言葉が…

ストリートワイズ

坪内祐三を読んでいた日々 ストリートワイズ 作者:坪内 祐三 発売日: 1997/04/20 メディア: 単行本 坪内祐三「ストリートワイズ」(図書館本)を読了。買いたい本だ。かなり様々なテーマの文章で書かれた時もマチマチなのだが、妙に腑に落ちるのはやはり同世…

ブラッドランド

淡々と書かれる大量殺戮の歴史これもまた人間が引き起こしたこと ブラッドランド 上: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 (単行本) 作者:ティモシー スナイダー 発売日: 2015/10/15 メディア: 単行本 ブラッドランド 下: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 …