El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2010-08-14から1日間の記事一覧

格差と希望―誰が損をしているか?

格差と希望―誰が損をしているか? 作者:大竹 文雄 メディア: 単行本 齋藤誠氏の「競争の作法」を読んで経済学者もなかなかおもしろいこと書くなあと思って、人気のある経済学者らしい大竹氏の著書3冊を図書館で借りてみた。うーん、どれも同工異曲という感じ…

競争と公平感

競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書) 作者:大竹 文雄 発売日: 2010/03/01 メディア: 新書 同じようなテーマの「競争の作法」を書いた齋藤誠氏とは京大経済の同級生のようだが、今回は「競争の作法」の方がおもしろいと思った。本質は同じよう…