El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2024-03-21から1日間の記事一覧

春のこわいもの

深川で読む、ちょっと不穏な短編集 春のこわいもの 作者:川上未映子 新潮社 Amazon 下町、思い出逍遥。年に一度はお江戸深川を歩く。今年は3月15-16日、江東区芭蕉記念館、そして懐かしい深川図書館、住んでいた頃はずいぶんお世話になりました。久しぶりの…

雨の日はソファで散歩

14年前の過去の自分に再会、長く続けているとこんなこともある 雨の日はソファで散歩 (ちくま文庫 た 1-12) 作者:種村 季弘 筑摩書房 Amazon なんだか、最近書店で見かけて買ってしまい、半分ほど読んだところで昔読んだことがあったような気がして、何気な…