El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

一人さみしき双葉山

宇佐つながりで 一人さみしき双葉山 (ちくま文庫) 作者:工藤 美代子 メディア: 文庫 双葉山についてざっと知ることができた。宇佐の病院に勤めていたことがあるのでまったく無関係の人というわけでもない。しかし、まさに昭和10-20年が全盛期だったわけで、…

プラグマティズムの作法

プラグマティズムの作法 ~閉塞感を打ち破る思考の習慣 (生きる技術! 叢書) 作者:藤井 聡 発売日: 2012/04/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) 図書館で借りて読んでいるが面白い。「目的の転移」「言語ゲーム」などどうしてそういう知識を今まで得てこなか…

電子本をバカにするなかれ

プラグマティズムなきPDCAに振り回され 電子本をバカにするなかれ 書物史の第三の革命 作者:津野 海太郎 発売日: 2010/11/26 メディア: 単行本 津野海太郎の「電子本をバカにするなかれ」を図書館本で読む。電子本についての津野の考えの形成過程がみえてお…

百歳までの読書術

まだ先は長い 百歳までの読書術 作者:津野 海太郎 発売日: 2015/07/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 津野海太郎の「百歳までの読書術」(図書館本)を読む。1938年生まれなので19歳歳上、この文章が書かれたのが2012〜2015なので自分があと10年くらいし…