El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

銀座復興

業界人の東京ー大阪往来と震災、似てはいる 銀座復興 他三篇 (岩波文庫) 作者:水上 滝太郎 発売日: 2012/03/17 メディア: 文庫 水上滝太郎の「銀座復興」を読了。3.11に関連した震災本ではあるが、やはり、関東大震災のときも同じような惨事だったのだと…

女子大生、渡辺京二に会いに行く

困難を糧に 女子学生、渡辺京二に会いに行く (文春文庫) 作者:京二, 渡辺,津田塾大学三砂ちづるゼミ 発売日: 2014/12/04 メディア: 文庫 「女子大生、渡辺京二に会いに行く」を読む。彼の子供がひどい自閉症で施設に入っていることを知る。それもまた人生。

生きるための経済学

創発とは・・・? 生きるための経済学 〈選択の自由〉からの脱却 (NHKブックス) 作者:歩, 安冨 発売日: 2008/03/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) 「生きるための経済学」を一通り読了。理解はあくまでもなんとなくーのレベルでしかない。図書館本という…

原発危機と東大話法

この著者はやはり少し変わってるのでは? 原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語― 作者:安冨 歩 発売日: 2012/01/07 メディア: 単行本 「原発危機と東大話法」を読む。面白いのだが、ブログの引用を論破していくことの連続でややうんざり。発想は…