El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

生きるための経済学

創発とは・・・?

生きるための経済学 〈選択の自由〉からの脱却 (NHKブックス)

生きるための経済学 〈選択の自由〉からの脱却 (NHKブックス)

  • 作者:歩, 安冨
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

「生きるための経済学」を一通り読了。理解はあくまでもなんとなくーのレベルでしかない。図書館本ということもあり買い直して読み直すべきか。

キリスト教的ドグマに基づいた選択の自由、市場原理みたいな現代を覆うシステムがもたらしているこの世界の生きにくさ、そこから創発の世界へー、だいたいはたどれるが創発の真の姿が見えない部分もあって、まだ薄ぼんやりとしている。この安富歩さんの本をまあそろえられるだけは揃えて読んでみることにする。