El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

映画化されました、1/17公開! じいさん必見ですね

かって文化人だった男の老残と現世への未練を・・・。これを書いたころ(2000年)の筒井康隆は今の自分と同じくらいの歳でした。

それにしても、主人公に長塚京三、かっての教え子に瀧内久美、女子大生に河合優実と、推しの俳優陣で非常に楽しみ。

じつは・・・この「敵」5年前に読んでレビューを書いていたことに、後で気づいてビックリ!それなのにまたKindleで買ってしまった・・・単行本と文庫本で版が違うせいで「購入済み」のアラートがでなかったのか。しかし、自分自身も主人公同様・やばい