El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

読書のシフト・チェンジ

そろそろ、量よりも質へ 

乱読気味ではあるものの、徐々に読書力が落ちてきている。ブログでも「読書中」のままになっている本が増えてきた。年齢のせいもあるし、ブログの数字目標に踊らされている部分もある。少し考えなくては・・・

まずは、時間の使い方だろうか。職場への往復で毎日1時間はAudibleを聴いている。これで月に2-3冊は読める(聴ける)。

6月から午後の時間に副業の下ごしらえをすることが増えて、それで時間を取られていることもある。

日々、ゆっくり泰然と大著を読む、そんな老年時代を目指したいのにこれではいけない。ここで乱読多読からシフトチェンジして、まさにゆっくりと、泰然と大著を読んでいこう。そう思いながら8月を迎える。

月に大著を2冊くらい、そしてAudibleを2冊くらい、あと医学関係の原稿準備のための1冊・・・計5冊くらい。現在の10冊くらいに比べれば半減するが、それもまた成熟ということで。

8月の大著 ①「万物の黎明」(購入予定)

8月に読みたい作家 R・フラナガン

②「奥のほそ道」(入手済み)

③グールド魚類画帖(購入予定)

④ブックレビュー予定 「あらゆることは今起こる」(締切8月15日:入手済)

⑤ジョン万次郎研究会原稿用

「南北戦争を戦った日本人」(締切8月30日:入手済)