「写真を撮る」ために撮るのではなく、「何かを伝える」ために撮る
NHKでおなじみの中井精也さん、なかなかの教え上手!
記録の写真や記念写真の延長ではない写真の在り方を学ぶ。「写真はそれを通して何かを伝えるもの」その伝えようとする主題をどう表現するのかをじっくりと考える。構図やピント、ぼけ感、ぶれなど多くの要素を駆使してその写真をみる人に伝えたい主題、伝えたい意図が伝わるようにする、そんな少し哲学的な部分から始まる写真術。
中井さんの人柄もあるのだろう、テレビでおなじみということもあるのだろう。写真術の本としては初めて納得感があった。写真の哲学からスタートして、次第に実際の機械としてのハンドリングまで、役にたつ一冊。
調べてみると中井さんはこの手の教則本をたくさん上梓しているようで、五里霧中の中で光明を見た思いだ!
SONYのカメラRX100M5Aを買って風景写真をとっているがやはり記念写真の域を出ていないよね(以下の記事に写真例あり)