El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

「ダ・ヴィンチ・恐山」=「品田遊」若い才能にクラクラ

Audibleで聴きましたが・・・文字で読まないと理解しきれない。

聴き始めてすぐにわかる作者の頭が切れる感じ。20代(5月10日で30歳のよう)でさらさらとこういうものが書けることの才能。

ここまで生きてきて「人類は滅亡したほうがいい」とか「生まれることそのものが不幸」なんて言うのはおこがましいが、人口減少社会になりつつある今こそ「そもそも人口が増えることが正しいのか?」という視点で考えることも必要だろう。

というわけで「反出生主義」入門・・・うーん、聴きとおしましたが、これはAudibleでは理解が追いついていかない。ということで、紙の本またはKindleで再読します。