El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

またいつか歩きたい町

 魅かれるけど、本当のところはただの田舎・・・?

紹介されていた中で行ってみたい町なみは

城端富山県)・石見銀山島根県)・内子(愛媛県

行ったことがある町なみ・・・新潟・信濃追分・塩屋・尾道・八女・臼杵での記憶から考えると・・結局のところ田舎は田舎でしかなくて、その田舎の中に小さな愉しみもあるけれど、その愉しみはそこに出かけなくても工夫次第では自分の住んでいる周りの世界でも得られるような気がする。いや、そうであるべき。そうでないとしたら、出かけていないときの日常が寂しすぎる。

自分が失ってしまったノスタルジーを田舎の町並みの中に見つけるのはいいけど、行った時の田舎の面倒くさい感じが先行してしまう。まあ、こんな感慨を抱いてしまうのは歳をとってしまったからかもしれないが・・・。と、いいながらも出かけてみますか