読みづらい
細胞核がウイルス由来である可能性や、ウイルスによる細胞間における遺伝子の水平移動が進化に関わっている可能性を書いた本はすでに多い
本書の著者は巨大ウイルスの研究者なので、ずっと巨大ウイルスの話が続くので話が面白くなる前に飽きてくる。巨大ウイルスが細胞とウイルスの中間的な存在であることをとっかかりとして後半になってやっと一般論としてのウイルスの意味論になっていく。うーん、なんか「生物はウイルスが進化させた」と言ってるわりには、最後は仮説また仮説で終わってしまう。
またこの著者で思うのはレトリックをごちゃごちゃ使い過ぎで読みづらい。