El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

無限振子

 あぶない本!

無限振子 精神科医となった自閉症者の声無き叫び

無限振子 精神科医となった自閉症者の声無き叫び

  • 作者:Lobin H.
  • 発売日: 2011/02/05
  • メディア: 単行本
 

 午後からは時間をとって「無限振子」を読んだ。いささか衝撃的でもあったし、記述に思い当たるところもあった。しかし、こういう本の常として、あたかも自分がそれに当てはまる、あるいは自分が心配しているだれかが当てはまる、そういう風に感じてしまうことが多いので注意も必要だ。