El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

古希のリアル

ブックレビューを連ねて老後を語る、趣味と実益

文庫 古希のリアル (草思社文庫)

文庫 古希のリアル (草思社文庫)

 

勢古さんのちょうど10歳下なので10年遅れで定年から古希まで見てきたことになる。内容はともかくとして、図書館や喫茶店をさまよいながら本を読み、メモをとり、夜中に原稿を書く、そんな生活パターンを確立したことが、うらやましくもある。私も依頼されてある会社のwebsite向けにブックレビュー書いているが、ノルマをもって本を読み文章をかくというのはなかなか大変だがモチベーションの維持にはかなり有効だ。そして自分の書いたものがたまってくると、これを読み返すのがまた楽しい。そんなものなので