定年前後世代は「敵」を読もう
30分ほどで立ち読める、インタビュー本かな?筒井氏がこれまで書いてきた老人が主役である著書を引きながら、現在(86歳)のライフスタイルを語る。眉の手入れ・老人男性の化粧など、具体的な話は勉強になる。
60代の時に70代後半の自分をイメージして書いた老人小説「敵」のことをかなり語っており、60の時に抱いていたその後の老化と実際86に到達しての感じ方の違いなど、60ちょいの自分には面白い。
この立ち読みをきっかけに「敵」を読んだので、プロモーションとしては成功していると思う。歳をとってくると過去に自分が書いたものも可愛いものです。