自然災害を考えなくてもよかった時代の考え方
老後は都会で・・はわかる。
生活利便性・医療機関の存在など。著者の言うとおり。
しかし、この本が書かれた2003年以降。地震・津波・台風と住民を震撼とさせる自然災害が続発。そのたびごとに直接の被害を受けなくても東京はその都会性によって機能マヒに陥った。流行りのタワマンがそれに追い打ちをかける。東京はその巨大さそのものがリスクであることがだんだん見えてきた。2019年の現在、そのリスクの中に老後の生活を置くのは・・・・?
では、老後はどこで、と考える。利便性は損なわれず自然災害リスクが小さい都市はどこか。
②巨大すぎる都市は災害時危険すぎ→東京・大阪は避けたい
③政令指定都市くらいの都会さは欲しい
④原発が近いのもイヤだ
⑤東京に行きやすい
⑥冬の雪を考えると日本海側は・・・
消去法的だが、京都・神戸・岡山・福岡・あたりが候補になる。そんな中で神戸を選んだ。直下型地震が起こって20年程度というのもプラス要素。台風・水害は直撃されたらどうしようもないが、大都会にいるよりは良い。と自画自賛。