税と出世の厳しさが身にしみる・・律令国家できました
租庸調とはいうが、いずれにしても税負担が重いのはこの頃からなのだ・・と。国家とは徴税組織にほかならず。兵役も大変だ、九州の防人には東国の人間を、東北での蝦夷との戦いは西日本の人間を、きびしいなあ。
官僚としての出世も大変だ。ひとつあがるのに10年以上かかるかと思えば、親が偉けりゃ初めから上位のエリート街道を歩む。なんだか中枢の人々にだけ優しいシステムで、今と似ている。メンタリティは同じなんだ。
東大寺と大仏の建設費は重かったらしい、イベントで国が傾くとはオリンピック!と同じ構造。
天皇家の系図だけみると近親婚の連発だが、青い血の問題はなかったのかしら。系図では親子だが実はちがうとか裏があってのことなのか。文武天皇・聖武天皇で35年、孝謙・称徳女帝と道鏡事件でごたごたして、天武系から天智系の光仁・桓武天皇ときて平城京よさらば