ざっと読みだが意外におもしろかった
世界はよくなっている、と考えたほうが楽しいのはたしか。グローバリズムも悪い面よりも良い面のほうが多い・・・なるほどそういう見方もある。こうした、物事をさかさまにみる態度というのは嫌いではない。
ネット含めて、メディアの即時性が高まり、ネガティブ情報が広がりやすくなっている。まっとうな出来事は人々の関心をひかないから。
社会のセンチメントもネガティブに流れやすい。でも訳者が最後に一言でまとめているように「世界は100年単位で見ればあらゆる面で良くなっている」・・
そして100年後も、突発的な破滅が起こらない限りは世界は良くなっているのではないか、と考えることもできるのではないか。