宇喜多秀家・・かわいそう
通史としての流罪史を学ぶことができる。基礎となる文献・一次資料の読み解き、あやしい二次資料をあやしいという気遣いなど著者の真摯さが伝わる。。惜しむらくは、もっとシロウトには思いもよらないような歴史解釈を与えてくれたらと思ったが、テーマ的には難しかったのだろう。しかし、宇喜多秀家の流人人生は泣けた。その子孫たちの話も。大河ドラマでやって欲しいぐらいだ。現代的テーマになりそうではないか。
2018年11月追記 大河ドラマとレビューに書いたが、NHKで「偉人たちの健康診断・戦国武将・宇喜多秀家 長寿の秘密は島流し!?」という番組をやっていた。大河はさすがに無理か・・・