El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

さらなる定年後のリアル

定年を意識!

文庫 さらなる定年後のリアル (草思社文庫)

文庫 さらなる定年後のリアル (草思社文庫)

  • 作者:勢古 浩爾
  • 発売日: 2015/12/02
  • メディア: 文庫
 

延岡→東京、フライトで読むため宮崎空港で「さらなる定年後のリアル」を買う。まあ、シリーズ物を読んでいるのでいいか。まあ、脱力的な定年後の生活が書かれており、それでいいのだ!的なことになっている。平均的日本人とはこんなもんですか。自分も同じような老後を送るのだろうと思う。自分には医師という職業的な優位性はあるかもしれないが、親(自分の母親、真紀の母親)、子ども、妹と、ぶら下がっているものもある。