2004-11-22 牝猫 Book Review 牝猫 (岩波文庫)作者:コレット発売日: 1988/12/16メディア: 文庫コレット「牝猫」(岩波文庫)を往復の電車で読了。これくらいの文字密度であれば片道100ページは読める事がわかった。ストーリーは単純だが表現に不思議な味わいがある。マザコン・ペット(猫)コンの男は「○っくん」を思い起こさせた。生家に居ついて生きていく男とはこんな心性なのかと。男はすべからく故郷を捨てて自ら生きていくべし。