El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

岩波文庫の赤帯を読む

存命なのだろうか、門谷さん

岩波文庫の赤帯を読む

岩波文庫の赤帯を読む

 

 なにかの拍子に、「岩波文庫赤帯を読む」を読み始めたら、以前は「しろうとっぽい生硬な文章だなあ」と思って放っておいたのだが、そのシロウトっぽさが逆に自分にあっていると感じる。逆に、生計のために仕事をしながら読書人として生きる方法論の書として教えられる所が多い。すなわち、今くらいから60歳くらいに向けて読書人として余生をすごすための下準備として本を読んでいくということ。

岩波文庫の黄帯と緑帯を読む