結局、わからなかったのかもわからない
200140209 2か月かけて「悪霊(あくりょう)」に引き続いて「死霊(しれい)」を読了す。ついには何らも明らかでなく、何が示されたのかもわからない。しかし、それこそが作者の意図か?
自同律の不快
何が自分であるのか
革命上部は恒に反革命的になる
などなどアフォリズムには心揺さぶられた。いつかまた読む日があれば。(書き込み)
(日記には)
朝の電車でついに、ついに、ついに「死霊(しれい)」全3巻9章を読了。こいつはちょっと骨だった。カントやハイデッガー、ゲーデルを呑み込んで、結局、存在の…究極は、わからない…。諸所にアフォリズムとしては「自同律の不快」「自分が何であるかではなく、何が自分であるかと問え」などなどいくつもの言葉が残った。