El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2020-07-22から1日間の記事一覧

或る少女の死まで

金沢で読み犀川を渡る 或る少女の死まで 他二篇 (岩波文庫) 作者:犀星, 室生 発売日: 2003/11/14 メディア: 文庫 金沢の文学館を巡る旅の途上で読む。奥付には2004年に読んだと自分で書いているが全く記憶にない。往路のサンダーバードで泉鏡花「春昼・春昼…