El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2020-07-21から1日間の記事一覧

春昼・春昼後刻

眼に見えない、語られない そこが鏡花 春昼(しゅんちゅう);春昼後刻(しゅんちゅうごこく) (岩波文庫) 作者:泉 鏡花 発売日: 1987/04/16 メディア: 文庫 能登、和倉温泉への旅の途上、特急サンダーバードの車上にて読む。こうしたたゆとうとした時間で読むの…

世界哲学史 (3)

神がもたらした超越と普遍 世界哲学史3 ──中世I 超越と普遍に向けて (ちくま新書) 作者:伊藤邦武,山内志朗,中島隆博,納富信留 発売日: 2020/03/20 メディア: Kindle版 哲学のシロウトが第3巻まで読んで思うのは、「歴史の裏側に哲学あり」ということ。歴史…