El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2019-11-16から1日間の記事一覧

老人の「夢」は大事だ 敵 作者:筒井 康隆 発売日: 2013/12/27 メディア: Kindle版 初老の日常がみにつまされながらも、それってあるある状態で面白かった。まあ、60歳未満には面白くないだろうな、とは思うが、そういう若造もやがて60を過ぎてある日、読み返…

老人の美学

定年前後世代は「敵」を読もう 老人の美学 (新潮新書) 作者:筒井 康隆 発売日: 2019/10/16 メディア: 新書 30分ほどで立ち読める、インタビュー本かな?筒井氏がこれまで書いてきた老人が主役である著書を引きながら、現在(86歳)のライフスタイルを語る。眉…