El librero la Fontana・ホンタナ氏の本棚

人生の最後を一番美しく過ごすのは、いつの日か、田舎、といっても町からあまり離れていないところに隠居し、今までに愛読した何冊かの本を、もう一度、書き込みなどしながら読み返すことだ。           (アンドレ・モーロワ「私の生活技術」より)

2016-01-01から1年間の記事一覧

電子本をバカにするなかれ

プラグマティズムなきPDCAに振り回され 電子本をバカにするなかれ 書物史の第三の革命 作者:津野 海太郎 発売日: 2010/11/26 メディア: 単行本 津野海太郎の「電子本をバカにするなかれ」を図書館本で読む。電子本についての津野の考えの形成過程がみえてお…

百歳までの読書術

まだ先は長い 百歳までの読書術 作者:津野 海太郎 発売日: 2015/07/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 津野海太郎の「百歳までの読書術」(図書館本)を読む。1938年生まれなので19歳歳上、この文章が書かれたのが2012〜2015なので自分があと10年くらいし…

賭ける ゆえに 我あり

今はなにしていることやら 賭けるゆえに我あり(森巣博ギャンブル叢書2) 作者:森巣 博 発売日: 2015/05/31 メディア: 新書 森巣 博の本。「賭ける ゆえに 我あり」「無境界の人」と小説形式のものを図書館本で読了。賭け事のことはともかくとして、「日本…

さらなる定年後のリアル

定年を意識! 文庫 さらなる定年後のリアル (草思社文庫) 作者:勢古 浩爾 発売日: 2015/12/02 メディア: 文庫 延岡→東京、フライトで読むため宮崎空港で「さらなる定年後のリアル」を買う。まあ、シリーズ物を読んでいるのでいいか。まあ、脱力的な定年後の…

北朝鮮へのエクソダス

北朝鮮へのエクソダス 「帰国事業」の影をたどる (朝日文庫) 作者:テッサ・モーリス・スズキ 発売日: 2011/09/07 メディア: 文庫 木曜日、ブックマートで買った「北朝鮮へのエクソダス」が面白くて神戸→延岡そして延岡の夜ですっかり読んでしまい。本は延岡…

10年後破綻する人、幸福な人

二度とだまされないぞ 荻原博子 10年後破綻する人、幸福な人 (新潮新書) 作者:荻原 博子 発売日: 2016/01/15 メディア: 新書 読んではみたが内容は・・・なかった。まあ、自分自身のリスクテイキングで行くしかないわけだ。こういう経済啓蒙本で良かった試し…

その「グローバル教育」で大丈夫?

その「グローバル教育」で大丈夫? 作者:ヤマザキマリ,小島慶子 発売日: 2015/12/07 メディア: 単行本 まあ、自由に暮らせていいなという反面、どこに言っても人間性なんて一緒ということも言っており、まあそういうことなんだろうとは思う。日本人が親プレイ…

天才たちの日課

結局はルーチンがしっかりしていること 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々 作者:メイソン・カリー 発売日: 2014/12/15 メディア: 単行本 天才たちとはいえ作家や芸術家が多いのだが、そういうまさにルーチンとは対局に…